■追悼:ビリー・プレストンBilly Preston・Get Back! “5人目のビートルズ”と呼ばれたビリー・プレストンが7日亡くなられた。60-70年代のブラック・ミュージシャンで最もロック・サイドに近付いた存在だったと言えるでしょう。ザ・ビートルズ末期『Let It Be』に客演しオルガンやピアノで貢献し、特にジョージ・ハリスンに気に入られアップル・レーベルにて名盤『That's The Way God Planned It』を残し〜70年代にも「Nothing from Nothing」「Will It Go Round In Circles」他のソロHITを放ちました。初期アルバムではファンク帝王になる前のスライがプロデュースしていたり、ザ・ローリング・ストーンズの『Exile On Main Street』参加など〜黒人と白人の壁を超えたヴィジョン/ファンキーさとポピュラーさ等の“架け橋”的な存在として活躍しました(ジョー・コッカーで有名な「You Are So Beautiful」も元歌は彼)。彼の姿に影響を受けたキーボーディストは世界中に溢れている事でしょう。オレは大好きな「Listen To The Wind」をかけて追悼しました。