◆ザ・コレクターズ:Album Guide(叩き台Base編) -9th/10th

fabzweb2005-02-18





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◆9th『MIGHTY BLOW』('96)   

◇ポピュラー度 ★★★★★
◆MANIA度 ★★☆
◇LOVE度  ★★★★☆
◆BEAT度  ★★★☆
◇My オススメ度 ★★★



(COCP-50808)=新紙ジャケット/Bonus Track付再発盤



ポピュラ-性に標準を合わせた躍動作。「クル-ソ-」「涙のレインボ-アイズ」「LOVE SICK!」収録。




前作までの3枚のアルバム+シングル「素晴らしき人生」にて吉田仁プロデュース時代にひと区切りした彼等が次にタッグを組んだ相手は〜初期からコレクターズを支持し続けて「僕は恐竜」のカヴァーまでした伊藤銀次
佐野元春/沢田研二/大滝詠一/山下達郎との活動や〜ポップス感覚で有名なギタリスト/シンガー/プロデューサーであり、当時はウルフルズを当て〜彼に注目が再び注がれていた時期である。
コレクターズに負けないブリティッシュ・ロック・フリークである伊藤銀次を迎えてのこの『MIGHTY BLOW』では、彼特有の軽快なビート感覚と〜当時のコレクターズが目指したポピュラ-性に標準を合わせた躍動作となっている。


(以降、加筆準備中です。)


クルーソー
「涙のレインボー アイズ」
「GLORY DAYS」
「LOVE SICK!」
愛の種
「恋はLet's Go」
「カラス」


(加筆準備中です。)

伊藤銀次
ウルフルズ
イエモンThe Yellow Monkeyイエローモンキー



◆10th『HERE TODAY』('97)    

◇ポピュラー度 ★★★★☆
◆MANIA度 ★★★★
◇LOVE度  ★★★★
◆BEAT度  ★★★★★
◇My オススメ度 ★★★★★



(COCP-50809)=新紙ジャケット/Bonus Track付再発盤



Beat全開の10th。Punk/Mods色強いサウンドに極上のメロディの融合。Guiter Rock派のバイブル。「GIFT」収録!




ザ・コレクターズの記念すべき10作目のオリジナル・アルバムである本作は、『PICTURESQUE COLLECTOR LAND』('90) 以来ひさびさのセルフ・プロデュース作品。


最強ビート・アルバム。大傑作だ。個人的にはコレクターズのイチオシ名盤である。
様々なタイプのファンが存在する彼らゆえ〜“コレクターズ最高傑作”はきっと人それぞれであると思うが、ファンの殆どが本作を“Best3”以内に挙げるに違いない。そして同時に“最もギター・ロック度の高いアルバム”でもあり、現在のコレクターズ・サウンドの基盤となった作品と言えるかも知れない。
ここでの全編を通しての完成度の高さは〜すべての邦楽ロック・ファン/バンド少年に体験して欲しいものであるし、日頃邦楽を聴かない洋楽ロック通にも是非薦めたい大傑作だ。聴き終えた後、この文を読んで良かったと…きっと思ってもらえる筈だ。


ここには、キャッチーな物からビート・ポップス、パンク、ヘヴィー・ロック、大作に至るまで〜彼らの懐の深さを発揮した作品が見事に並んでいる。とにかくサウンドの活きがいい。コレクターズ作品中〜最もハードなギター・サウンドのアルバムという印象もあり、ライヴにおけるコレクターズに近い迫力/弾けぶりが痛快である。古市コータローの“ギター暴力”を堪能したいなら〜まずコレは外せないだろう。と言うか、真の“ギター侍”は彼っきゃないでしょ!
歌詞の面においても〜本作は痛快さが際立つ。ラヴ・ソング度はやや低めかも知れないが、変わりに…僕らの等身大に近い視点の作品や青春時代に誰もが通り過ぎる様な出来事の描写が散りばめられている。そうしたモラトリアム的背景が〜喜び/やるせなさ/問題意識などの形で見事に表現され、そんな中で…“ズバリ”と来たり〜“ホロリ”と来たりする言葉が非常に生きているのだ (個人的にはそれ系Welcomeだったりする)。
“甘酸っぱい痛み”や“ダメダメなんだけど〜判るぜ、その気持ち!”というようなヤツだ。


これらの点もあって、このアルバムは前作『MIGHTY BLOW』より〜かえって“青春”っぽさを巧みに描写した作品になっているように思える。昨今再び取り沙汰されている“日本語のロック論”という観点でも外せない1枚だ。そういう意味でも〜男のロック・ファンやバンド少年に是非聴いてみて欲しいアルバムである (ギター・サウンド度の高さもあるし)。平たく言うと、“モッズ精神度”が非常に高いというのも〜この作品の大きな魅力となっているのだ。これ聴いたらライヴ見たくなって当然だ。




(以降、加筆準備中です。)


“ギター暴力”
“好きなこと 好きなだけ”
“3枚のヒット・シングル”
“ハード+スウィート”コレクターズは“元祖メロコア”か?
“マトモって一体何だい?”
“ロック・オペラふたたび”
“ハード+ファニー+ちびり切な名曲”
キンクス趣味ふたたび”
“ロック少年、不意にホロリ”
“壮大、かつパーソナル”
“大人になる、ということ”


Going Under Ground&Grapevineカヴァー


「TOUGH」
「TEENAGE FRANKENSTEIN」
「NEW LOVE STORY」
「GIULIETTA」
「ELEPHANT RIDE」
「GIFT」
「20世紀が終わっても」


◎コメント(再発盤帯より):
 GOING UNDER GROUND
『僕らはおっかけでした。世界基準ですよ、このアルバムは!』



HMV/ASIN:B0002I85UW

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1st『僕はコレクター』 2nd『虹色サーカス団』 3rd『僕を苦悩させるさまざまな怪物たち』
4th『Picturesque Collector Land』 5th『Collector Number 5』 6th『UFO CLUV』
7th『CANDYMAN』 8th『Free』 9th『MIGHTY BLOW』 10th『HERE TODAY』
11th『BEAT SYMPHONIC』 12th『SUPERSONIC SUNRISE』 13th『GLITTER TUNE』
14th『夜明けと未来と未来のカタチ』 新譜 『Greatest Tracks』+ 15th『Biff Bang Pow』
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