●さよなら、アイドル幻影。
『なぜ恋しちゃいけないの？ アイドルって！？』
飯田圭織の卒業以外、最近モー娘系で〜綺麗に決まった話題ないよね、ホント。
今回の矢口真里フライデー/モーニング娘。脱退の件は、
ちょっと話題をあえてしばらく寝かせてみてからこうして書いてますが、
本質は〜1月のあやや事件やなっち事件と近い気がしますね。
併せてこれら関連とその対処を見ると〜
ホントに日本の芸能/音楽業界の立地点が見えてくるような気がしますよ。
●松浦亜弥問題記事〜
http://d.hatena.ne.jp/fabzweb/20050309
●安倍なつみ問題記事〜
http://d.hatena.ne.jp/fabzweb/20041206 / http://d.hatena.ne.jp/fabzweb/20050208
特に〜あやや記事で書いた通り、
『なぜ恋しちゃいけないの？ アイドルって！？』という問題が〜やっぱりつきまとう。
あややの場合と同じ恋人問題だけど、選択が違うだけで根本は一緒だよね。
これまた「裏がある」とか「いい機会」とか様々な見方が出てるようですけど、それよりも、
…はっきり言っていいかな？
『アイドルに、みんなまだ“ヴァージン”でも求めてるの？！』
『（そうだとしたら）それはあなたが…アイドルと結ばれるとまだ思ってるから？！』
日本の芸能界も音楽界も、根本的にコレなんですよ。まだまだ。
と言うか、送り手側が〜この姿勢に味をしめ続けてるんです。
古いよ。古過ぎなんです。
そして、誤魔化し過ぎなんです。何かとすり替え続けて来た日々の歴史ですから。
例えばね、アメリカではブリトニー・スピアーズなんかは平気で結婚＆このたび妊娠ですよ。
上記過去記事でも書いたように〜海外のスターは付き合うのも結婚も普通にしてる。昔から。
だって、それで勝負してるワケじゃないから。
「モー娘。問題」とかハロプロ系を何度か触れましたけど、
アイドルは、お茶の間に…“素敵な幻影”を見せてくれればいい。
それだけでいい。それだけで、素敵。
それの為に頑張ってくれれば〜それで“好き”でいいんじゃないの？
あとはみんなの頭の中で〜それぞれ自由な幻想描いた方が〜きっと素敵だよね。
間違いなくね。
矢口真里さんには割と好感持ってるけど、真実はどうであれ、
あんな形の「アイドルのあり方」みたいな言い方でやめるのはちょっとイヤですね、僕は。
そうして考えてみると…松田聖子みたな人は、なんだかんだ言っても〜やっぱスゴかったんだろうと思う。
結婚して子供大きくなっても支持されるアイドル像を作った〜彼女と彼女のスタッフ(特に松本隆)は、
彼女自身に対する好き嫌いを超えて残る偉業だった気がしますよ、改めて。
つい先日〜渡辺満里奈の記事（http://d.hatena.ne.jp/fabzweb/20050412）でも書いたけど、
アイドルは、楽しませてくれて〜「素敵な幻影を見させてくれてありがとう。」で、
それで充分、いいんじゃない？みんな〜。
幻影ならね、あとで見ても楽しめるんですよ。SweetもBitterも。
あとの〜石川梨華や高橋愛や藤本美貴の残っているモーニング娘。を好きな人は、
そういうスタンスで〜楽しめる内に楽しむのがいいはずですよ。
アイドルって、僕なんかから見ると…“短い夏”って感じ。
よくいる日本のロックバンドやヴィジュアル系なんかもそう。
“短い夏”を、“やがて終わる夏”を、
そしてそれらがセンチメンタルな想い出になっても…、
いろんな角度でそれを楽しんでね。
“ありもしない想い出”を…、
それぞれの心に素敵に描くのも〜時にはいいものですよ。
“心の線香花火”みたいなものだから。
キュンとくる素敵な想い出にしておいて。
●google:image:矢口真里]/[google:image:mari yaguchi
●P.S./こんなサイトもあるみたいだね。
矢口真里さんモーニング娘。残留嘆願署名 http://yaguchimari.or.tv/syomei.html
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