●クイーン〜80's UKロックの逆襲



Queen


最近は、SmapのキムタクのTVドラマ全編で音楽が使われた事により〜
日本で過去最高の売り上げを記録したであろうベスト盤『JEWELS』と、
その続編『JEWELS 2』も好調だったQUEEN。「ボヘミアン・ラプソディ
や「We Will Rock You」などがお茶の間を賑わしたのが新鮮でした。
フレディ・マーキュリーを失ってからのクイーン自体の活動は、フレディが
生前に遺した録音をもとにした作品などを発表したりなど地味なものでしたが、
昨年末、新たにポール・ロジャース(バッド・カンパニー/フリー)をVocalに迎え
活動再開する事を決定し今年ライヴ活動遂に再開!ここに来て活発な動きを見せ
ています。フジロックサマソニに来ないのかな?


そんな彼らを代表するアルバムを挙げるとしたら〜僕ならこの2枚。

『NEWS OF THE WORLD』'77 [試聴asin:B000000OAC]
『THE GAME』'80 [試聴asin:B000000OAJ]


前者は、少女マンガRockの世界の元祖とも言えるクイーンが〜パンク時代を受けて変化を開始し
始めた作品であり、「We Will Rock You」/「伝説のチャンピオン」/「Sheer Heart Attack」
という冒頭の異なる3パターン強力連打が象徴的。
一方後者は、変化の歴史の頂点とも言うべきロカビリー調「愛という名の欲望」&マッチョ・
ディスコ「地獄へ道づれ」の超2大ヒットや、黄金パターン+シンセの「Play The Game」、
レッド・ツェッペリンばり「Dragon Attack」を収録。全米制覇/フレディ=ヒゲ・マッチョ
という図式を確立したのはこの当時の事であり、極めて'70年代的グループでありながら〜
'80年代に活動ピークを迎えた彼らの人気持続の秘訣が詰まっているような作品だと言えよう。




                    *なるほどね〜と、思ったら… (こちら投票♪)