●過去最高のアニソンとは？ - ◆〓夜のサザエさん〓feat.音楽金字塔vs映画温泉♪スター画像de検索〓【The Who来日!!】

●「アニメソングをチャート1位に」　ネット運動勃発
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0505/31/news023.html
http://happymaterial.com/

「魔法先生ネギま！」のオープニングソングをヒットチャート1位にすべく、CD購入を呼び掛ける運動がネットで起きている。「荒廃した邦楽業界に革命を起こす」と意気軒高だ。
　アニメソングをみんなで購入してヒットチャートの1位にしよう、という運動がネット上で展開されている。「チャートの恣意（しい）的操作につながる」との批判もあるが、呼び掛ける側は「荒廃した邦楽業界に革命を起こす」と意気は高い。

また、こんな文も…
「ハッピー☆マテリアル」については、ある歌手がラジオで「なくなってほしいですね」とコメント。このためもあってか、サイトでは「アニソンで日本の音楽アーティストたちを圧倒し、オリコン1位を取って歴史に名を残し、荒廃した邦楽業界に革命を起こす」と“アニソン十字軍”状態になっている。
(asin:B000811FLO)

上記の“ある歌手”とは森山直太朗の事らしい。
http://blog.livedoor.jp/inferiority_complex/archives/23806950.html

森山直太郎も「ハッピー☆マテリアル」も、個人的には買う気が起きた事は無いが〜ひとこと…
アニソンだからダメという事は無いと思うし、アニソンだからイイという事も無い。あたりまえ。

客観してアニソンに低クオリティ物が多いのは事実かも知れないが〜逆にハイ・クオリティ作品もある。
アニソンという形態に迎合した内容や媚びた物は一過性で終わる場合が多いが、
大衆にアピールするひとつの“きっかけ”とした〜アーティストの資質を崩さない作品は残る。
例えば、
今も評価高い〜高橋留美子『めぞん一刻』の主題歌である「サニーシャイニーモーニング」。
僕はコレで松尾清憲さんを知ったワケで、アニソンだからとナメるのは良くない。これは名曲だ〜。
（ちなみに〜“初期ビージーズmeets白井良明クイーンguiter”といった趣の大ポップ曲デス。）
『愛しのロージー〜The very best of KIYONORI MATSUO』

僕はこれがきっかけで松尾清憲さんの他の素晴らしい曲やあのBOXの存在へと辿り着いたのだから〜
どんな“きっかけ”が転がっているか判らないのですよ。
似たような意味でこのNet上で僕は〜“ザ・コレクターズ聴くきっかけ作り”してるワケですからね。

話戻して〜アニソン騒動「魔法先生ネギま！」の今回の件…
森山直太郎は言い損ですね。別に彼は何も凄い音楽では無いのだし。公での発言は難しいのだ。
アニメ/マンガ系は日本では王道なのは事実。↓こんなニュースもかなりの話題となるのだから。

●Yahoo!ニュース - 日刊スポーツ - 「名探偵コナン」声優と原作者が結婚！
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050602-00000046-nks-ent

アキバ系は苦手な人も多いですけど、そんな人でも好きなアニメの一つや二つはあるはずだしね。
例えば上の記事で書いたハイロウズやThe Collectorsもアニソンを手掛けた事もある。
モッズ/パンク系とアキバ系はかなり遠い存在ではあるが、なにも“敵対”では全然無い。
ハイロウズは上記の「名探偵コナン」、コレクターズは「こち亀」やっているくらいなのだから。
コレクターズの曲で新曲[コレ] や[この曲] なんか-もしアニソンになったらヒットしそうな曲だし、
Myイチ押しのクロ高(『魁!!クロマティ高校』)には気志團より〜[この曲] 辺り合う気も。
また、密かにマンガ好きのアーティストも多いハズで、例えば〜ゆらゆら帝国のように、
“マンガの世界でこれからやっていくわけだけど”と予想外の所から声が挙がる事もある。
（別の意味でオタクっぽかったりするトコロもあるが）

最後に、音楽オタク的に見てのアニソン…というかアニメ音楽の個人的最高峰を挙げておきたい。
ベタだけど、これは必需級。音楽としても。
見直して〜聴き直して判る真のクオリティ。

『ルパン三世 The 1st series anthology-Music by TAKEO YAMASHITA』
『ルパン三世’71#ME#TRACKS』
ちなみに僕は〜『'71 ME TRACKS』をアナログ買いしてしまう程のファースト・シーズン派である。
実は〜『コブラ』と並ぶハード・ボイルドなんだから、初期ルパンは。話も音楽も。
日本のアニメが世界に紹介される時は…手塚治虫や『ルパン』『コブラ』を最初に推して欲しいと思う。
また、ファースト・シーズンは個人的には宮崎駿のBest Work。宮崎駿は〜偉くない頃は実は大好きだ。
山下毅雄の音楽は本当に“凄い”の一言。この『'71 ME TRACKS』アナログが今や超レア・アイテムで
5千円以上で売っている事もあるらしいが、その価値はあると思える超ファンキーさは邦楽のカガミだ。

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