●ザ・フーおたくのアングリー・インチ



■今年のTHE WHOはどうなっているのか?!


昨年夏に待望の初来日公演を行い、日本中のロック通に違いを見せつけギターも壊したザ・フー
明日の『LIVE8』では『ライヴ・エイド』『ウッドストック』『モンタレー』の再来を希望します。


というわけで、今日は〜、
今年僕の胸につかえていたものを吐き出させて頂きたいと思います。


本来の予定なら…昨年の世界ツアー大成功を終え、待望の新作を発表する予定だったザ・フー
今年は〜ローリング・ストーンズザ・フーの新作が共に並ぶという凄い年となる筈でした。
しかし、ザ・フーの新作は、
20数年ぶりのフル・アルバムは、
とある連中の横槍で…来年の制作に延期となってしまいました。


その“とある連中”とは、、、


失言、言わせて頂きます。。。




オアシスの馬鹿野郎! ザックを返せっ!




ザ・フーのドラマーであるザック・スターキービートルズリンゴ・スターの息子)は、
オアシスの新譜とツアーのヘルプで…“1年拘束”されてしまう事となったからです。
そりゃ確かに今のオアシスはまだ儲かると思いますし、
以前からザ・フーとオアシスの両ドラマー兼任だった事も解ります。
しかし、こんなザ・フーが登り調子の時に、1年も拘束は…あんまりだす。


ピート・タウンジェントはオアシスの連中をライヴに呼んでやったりしてあげてましたが、
今回の件では、さすがにムッときたはず。“恩を仇で返す”とは〜日本だけのことわざか。
しかも連中はザックを迎えライヴで「MY GENERATION」のカヴァーしてるらしいじゃないすか。
それ聴いた時…はっきり言って、キレそうでした。
と言うか、ズルいです。
以前から〜ザ・フーの名声を利用する連中は、殆ど大したコト無いんです。


イギリスという国では、あのビートルズを失って以来〜
たとえウソでもいいから…時代ごとに“ポスト・ビートルズ”を捻出しなければならないお国柄。
しかし、はっきり言って、
60年代末期以降〜作品的にそれに本当に値する物を残した“大スター”と呼べる存在は、
ザ・フーポリスぐらいしか現れていないのですよ。
私は〜↓こういうリスト↓作成準備してる者として、あえて言っています。
http://d.hatena.ne.jp/fabzweb/20050627


70年代ザ・フーのライヴァルとされたZEPは〜作曲は大した事無かったから現在のうらぶれ切ないし、
フロイドは正直オーディオおたくの幻影だし、ピストルズは作品が残念ながら虚像に負けてるし、
フランキーはハリウッド行ったまま帰らず、U2は“『WHO'S NEXT』級の作品作った”とほら吹くし、
ラジオ頭はフロイドぶっただけでOKなのです。フロイドは「See Emily Play」だろ。それは最初期だ。
そしてオアシスは…ビートルズぶってU2ぶって〜そして最近はTHE WHOぶって見せているだけです。
コールドプレイも〜U2/オアシス/ラジオ頭ライン。皆彼らは単調さをシリアスぶってるだけ。似てる。
皆んなある意味…『TOMMY』『WHO'S NEXT』『四重人格』的にしてみたいのが要因かもね…無理だよ。


とにかく、“ポスト・ビートルズ”という伝説が欲しい国なのです、イギリスは。
イギリス本国はそれでいいでしょう。しかし日本人までそれに呑まれる必要は無い。
日本のチャートでオアシス新譜が1位になったらしいですが、
正直…“オアシスは凄い”という幻影を業界に見させられている人も多いのではないでしょうか?
オアシスはアメリカではただの1発屋なのが事実らしいから(ヒット「ワンダーウォール」のみ)。
“世界のOasis”じゃないのです、実は。
名盤と呼ばれるセカンドだって、僕は数日で中古盤屋に売り飛ばしたのが事実です。
当時のリアルタイム物でも↓この辺り↓既に聴いてた僕にとっては、Oasis=退屈だったよ、正直。


レニー・クラヴィッツ

マシュー・スウィート

ポール・ウェラー

マーティン・ニューウェル

ベン・フォールズ・ファイヴ

エルヴィス・コステロ



正直に言って、申し訳ないですけど…オアシスはビートルズやザ・フーの格では無いのです。
どう考えても。
オアシスはミスチルみたいなんです。あ、逆ですね。
みんなもっと色々な音楽聴いた方がいい。付加価値や伝説や人気(とされているもの)を抜きで。
曲が書けていないのを伝説で誤魔化す物は、実像では無く…シビアに見ると“目眩まし”なのです。
どうしても〜イギリスの大スターがいいなら、ザ・フーポリスを是非きちんと。



『TOMMY』

『WHO'S NEXT』

『四重人格』

『KIDS ARE ARLIGHT』

『白いレガッタ』

『ゴースト・イン・ザ・マシーン』

『シンクロニシティ』



シビアな意見ですいません。
ピートやロジャーの無念さを想うと堪らなくて。ザックに罪は無いのだけど。


という訳で明日の『LIVE8』では…“ザックがそこに居る事”を祈りつつ、Bassはポール希望で(笑)、
来年のザ・フーの活躍に期待をつなぐものにして頂きたいと思います。
あ、ピート、来日公演以来の…ギター破壊もキメちゃってください(笑)。
今年一年分のパワーを炸裂しちゃってください。


来年は20数年ぶりのフル・アルバムを、
(今回の件も前向きに捉えてもらって)
時間を掛けてゆっくりと〜ザ・フーだけにしか作れない世界を構築して欲しいです。


P.S./
来年は『KIDS ARE ARLIGHT』に続くドキュメント映画も予定されています☆
そして…ついにあのミュージカル版『TOMMY』日本公演のウワサもありますよ!!!




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