Scoobie DoのLIVE@日比谷野音。心配された雨にも降られずに、最高に熱いライブでした。
約40曲3時間半。これは伝説になる。口先や思い出美化じゃない本当の野音伝説LIVE。
これ来なかった人は大損だ(何度もココで後悔すんなよと言ったろ!?)。ただ、しかし、手は…ある(後記)。
▼素晴らしかった。素晴らしすぎて書ききれそうにないんで〜情報第一主義で印象箇条書きにします。
・会場前に集まった人垣は皆嬉しそうだった。本当に楽しみにしていたんだと思う。そんな顔が皆バレバレ。
・入り口近くの花束の中にfrom安めぐみ。ザ・コレクターズといいスクービーといい、趣味いいアイドルだ。
・会場には見渡すかぎりの集まったパーティー・ピープル約3千人、楽しまなかったヤツは一人も居ない筈。
・白スーツでスター登場…あれ、どうもコヤマシュウじゃない。。。猫ひろしだ。「スクービー にゃー!」
・全員黒いスーツで登場!雰囲気違うけど全員細身でキマってた。赤いカーテンに黒いスーツがワルでいいゾ。
・いつものオープニング煽りが野音に響く!そして新譜から頭3曲〜「FLASH!」「Funk Of One Nighter」
「Disco Ride」3連発。野音がダンスホール。続いて必殺「PLUS ONE MORE」早くも登場!いいのか?って
思ったけど、結局40曲近くやったんじゃないかと思う。あのテンションでだよ、凄すぎる。
・席、総立ち。コヤマシュウのアゲアゲぶりすごいカリスマ。
いつものワイルドなつんのめりダンス&ピッチングポーズ、そして指さす手もいちいちキマリまくり。
・『今日の模様はDVD化されます』 にパーティー・ピープル、大騒ぎ。
『この言葉の意味分かってるよなエヴリバディ! やること判ってるよな!』
カメラマンが前方にいたライムスター・シャツのカワイイ2人組撮りまくり執着(笑)。オレも映っちゃった?
・突然ファンク教室コーナー。JB/ミーターズ/スライのリズム・パターン模範演奏、本物だ。
そしてここ10年の日本のファンクの歴史はスクービードゥーの歴史/MOBYの歴史。
こんなコーナー置いたって事が、彼等…判ってるな、と思った。
日本のリスナーをゆっくり自然に変えちゃえる存在いるなら彼等しかないと確信。
・新譜から「Breakin' Beaters」で肩馴らし〜そしてコアな「Star Dread/本能Get Back」2曲メドレー!
この2曲CDでも見事だが野音でやらないかもと思ってた。もの凄く嬉しい。
そしてこれやるからこそ今のスクービーは本当に頼もしい。“ファンキーなスクービー”じゃなく、
“スクービーなファンキー”に、もうなってる。ニューオリンズ・ファンクかつ、PLUS ONE MORE。
細野晴臣/大滝詠一両氏に聴かせたい。山下達郎氏は来てたのかもな。
・続けて人気曲「勝手にしやがれ」。巧いつなげだ。タフな炸裂がいいね。
・そしてやがてメロウ・タイム宣言。キーボード&パーカッションのゲスト入れて爽やか系コーナー。
・『もうすぐ夏。野外で夏の風感じながら聴いてくれよ。“Summer Breeze Makes Me Feel Fine”って
感じでさ。』との言葉に多分3000人中10人くらいは反応(推測)。
シールズ&クロフツ〜てか彼の場合The Isley Brothersからだな、いいぞ。
・『ビールでも呑みながらリラックスして踊ってくれよ』『ガラの悪い感じキライじゃないゼ!』
大舞台なのに余裕な気遣いだ。じゃ、お言葉に甘え一杯。
・「最終列車」「ラストナンバー」「パレード」、そして新譜から「Believer」とメロウ名曲連発。
そして渋い「ビーチパーティー」が個人的に嬉しいぞ。
インディーズ時代で既にこんな曲やってたのは〜やっぱタダモノじゃないよね。
・『こっから飛ばすゼ』とワイルドな「アフィルグ」、モッズな「The Thing」、ライヴで必殺度5割増し
「Back On」とかで大盛り上がり大会パーティー・ピープル。
・「これにて1部終了」とコヤマシュウ。「え?1部って?」1時間半以上経ってた。
・2部はいつものオープニングSE「A Chant For Bu」のベースラインから開始。
・これぞScoobie Doというコヤマシュウ白スーツで登場。そしてSOIL &"PIMP"SESSIONSの管の2人〜
元晴&タブゾンビがゲスト乱入!クール!!「Swingin' Rebels」「Funk-a-lismo!」「愛はどこだ」等。
・やるとは思ってなかった新作収録プリンスのカヴァー「バットダンス」でダンサーお姉さんも華やかに登場。
・そして「What's Goin' On」演奏中にターンテーブルとMC2人乱入〜ライムスターだっ!
・RHYMSTERとコヤマシュウの絡みは絶妙でジャンル分けなんてもうどうでもいいだろ、って感じ。
キーボード&パーカッションのゲストも再登場。
・ステージに並んだ11人ということから、サッカー話を絡め『ウチらはな、全員フォワードなんだよ!!』
無敵の攻めまくりファンク日本代表だった!
・続いて「Tighten Up」もwithソイル+ライムスターでアゲまくる。
・『ヒップホップもロックも死ぬだろう ただ残る素晴らしい音楽は』〜本編ラスト「やっぱ音楽は素晴らしい」
はダンサーお姉さん&猫ひろし加え総立ち踊りまくり。 M.U.S.I.C.!本当に素晴らしい!
・アンコールはfunky4の4人で登場。そして新譜ラスト収録の名曲「月光」。
・ここで赤いカーテンがおもむろに開いてミラーボール!ステージの壁に光が映り野外なのに不思議な幻想さ。
・続いても新譜メロウ名曲「音楽を鳴らすように」。そして感慨と熱気の「Get Up」「Little Sweet Lover」。
・ダブル・アンコール。
インディーズ初シングルでメジャー初Mini Albumにも収められた「夕焼けのメロディー」。滲みた。
royalだけあって、長時間ライブ約3時間半!いつまでも続くかのようなライヴ。
それでも、もっとやってて欲しかったというなごり惜しげなファンがアンコールの手&いつまでも残っていた。
遠くから来た人も居るだろうし、本当にスクービーは愛されているな、と思った。いいね。
みんなすごい楽しんだと思う。
友達に誘われて来たという人や初めて彼らのライヴを見たという人も〜間違いなく魅了されたに違いない。
やっぱ音楽は素晴らしい。スクービー夏の各種イベントや秋の全国ツアーもチラシで続々決定との事。
その音を/存在の確かさを〜確かめに行くベシ。ホントだよ。
乱文にてゴメンよ。
【6/25野音でやったと思われる曲】
●『SCOOBIE DO』最新 3rd Full Album 17曲中:ほぼ全曲
●『Funk-a-lismo!』Mini Album
A Chant For Bu What's Goin' On feat.RHYMESTER Back On Swingin' Rebels Funky New Day pt.3 Funk-a-lismo!
●『PLUS ONE MORE』Mini Album
PLUS ONE MORE TIGHTEN UP
●『Beautiful Days』2nd Full Album
ラストナンバー〜Beautiful Dawn〜 パレード 風の恋人 茜色が燃えるとき
●『BREAK ROCK』 1st Full Album
路上のハードボイルド Walkin' Around 最終列車 Get Up
●『GET UP』 Debut Mini ALBUM
Get Up The Thing ゆうべあのこが 夕焼けのメロディー
●『beach party』 Indies 2nd Album
勝手にしやがれ ゆうべあのこが アフィルグ OH YEAH! ビーチパーティー
●『No.3』 Indies Maxi Single Little Sweet Lover | ▼全部揃えていいんだゼ!(笑)
『SCOOBIE DO』 『PLUS ONE MORE』 『Funk-a-lismo!』 asin:B0002FQD7C asin:B0007OE1SQ asin:B000CNEC9A
『Beautiful Days』 『BREAK ROCK』 『GET UP』 asin:B0002CHPHM asin:B000084TJY asin:B0000677T6
▼INDIES 『BEACH PARTY』 『No.3 (You gotta)』 『Doin’ Our Scoobie』 asin:B00005NNXS asin:B00005HR6I asin:B00005EZEH
最新3部作(最上段)と『BEACH PARTY』くらいは押さえとこうっ!
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◎ ◎ ◎ 新譜『SCOOBIE DO』名盤につき入魂記事 → <その1> <その2>
▼新譜試聴メーカー・サイト(Link特設サイトはセルフライナー/PV付)
http://www.jvcmusic.co.jp/speedstar/-/Artist/A016316.html
ファンキー派はどれでもOKでしょう。J-POP派は「Believer」「月光」辺りから。
●〜時間無い人はアルバム・ダイジェスト試聴こちら〜
●ブログ→http://blog.excite.co.jp/scoobie/ には野音意気込み等と、
10周年コメント動画が(ライムスター/ZAZEN BOYS向井秀徳/スネオヘアー他)。
●追記●先日ここにこんな文を書いた。
スクービードゥーを聴いた人々の印象として…
“現代版強靱化シュガー・ベイブ(山下達郎初期バンド)”
“ジャンル多彩演奏強力化サンボマスター(又はミッシェル・ガン・エレファント)”
“ファンキー・ロック化甲本ヒロト(又はナイナイ岡村隆史)”
“若くてワイルドなウルフルズ(又はエレファント・カシマシ)”
“ミーターズwith JB+ティン・パン・アレイ(やんちゃ版)”
これらは『機会』として書いた。実際は実質それ以上のものをスクービーに感じられる。
去年/今年でスクービーは怪物バンドに化けた。いや進化した。今判らなくともいつか判る。
ですが、本当に言いたいのはこちらの文。これはScoobie Doメンバーにもちらっと見て思い出してほしい事。
★今日の一言:
“ジミ・ヘンドリックスは、アイズレー・ブラザーズのバックバンドに居た。”