久々の更新です。今回は〜この夏最高の名盤を送り出したカーネーション+コレクターズという同士/双璧バンド対比特集。最近のバンドや人気スターを追っている人も、ちょっと覗いてみて下さい。ちょっとトンデモナイ芳醇な世界が拡がる2枚のCDが〜この夏を彩ってくれるはずです。
■ レイザーラモンHGが結婚
交際中の鈴木杏奈と結婚するらしいです。…って、それ誰?
けど、ハードゲイという切り口が無効になってしまうのでは???
■ Death Noteデスノート藤原竜也同棲発覚
ファンは泣いてる事でしょう。千人斬り豪語はもうやめたんでしょうか?
けど、彼みたいなタイプって同性に人気無いんですよね(その筋は除く)。
▼残暑の楽しみ*夏のアイドルNEWアイテム
★関ジャニ∞(エイト) 『Heat up!』初回限定DVDasin:B000HDZ96A
★堂本光一『 mirror(初回生産限定盤)』初ソロ・アルバム!asin:B000HEV616
★紺野あさ美 写真集 全集 (仮)asin:4847029526
★後藤真希写真集『FOXY FUNGO』[DVD・小冊子付] asin:484702950X
★小川麻琴写真集『夏ノ詩(なつのうた)』[DVD付]asin:4847029542
★Every Little Thing 『Crispy Park』(DVD付) asin:B000G5S6PA
■ カーネーション新作『WILD FANTASY』は大傑作
(下記全曲試聴アリ)asin:B000FTW8VKコアなカーネーション・ファンでは無い僕だけれど…いや、だからこそ〜思い入れ/思い出/付加価値抜きで客観して言えるのですが〜、彼等の出たばかりの新作『WILD FANTASY』は彼等の最高傑作だと断言。
とにかく楽曲が書けている。それが全編に渡り。僕のお気に入り『Girlfriend Army』『Booby』や、マニアに人気のやりたい放題作『PARAKEET&GHOST』『天国と地獄』辺りが名盤として挙げられる事が多いでしょうが、新作『WILD FANTASY』は〜とにかく全曲入魂!飛ばす曲が無い。これが第一に気合いを感じたところ。全編に渡ってポテンシャルの高い楽曲が並んでいるという点で、カーネーション屈指の作品となっていると思います。
長い5人編成時代から〜3人編成になっての3枚目。正直、3人になってからは〜“別のバンド”的な音のように感じていましたが、このアルバムは…保守的に捉えると“5人編成時代的”、現実的に捉えると“新たなアンサンブルの確立”というニュアンスを感じます。『楽曲が凝っていて/自然なグルーヴの太いバンド・サウンド』…という、僕が影ながらカーネーションに勝手に抱いていた希望のサウンドに限りなく近いアルバム、そんな印象。
乱暴承知で言うなら…カーネーションは〜“ムーンライダーズ派”から“ティン・パン・アレイ派”になった、と言う感じ。ムーンライダーズの影響下と言うよりも、ムーンライダーズと横に並んでの“ティン・パン・アレイ/はっぴいえんど影響下”と言う感じでしょうか。
…『70年代の細野晴臣がこのアルバムの何処かに居る感じ』…って辺りの表現が〜今のところ自分的にはフィットしています。
そしてこの新作『WILD FANTASY』は彼等が自身のマネージメント+レーベル“Harricane”を設立しての初作品でもあり、気合いが音に溢れているのが嬉しい。正直、avexでの2作…特に前作の3人編成2nd『Super Zoo』は〜名曲「Angel」があるとは言え、正直“あれっ?”と思ったものですが、『WILD FANTASY』は本当に素晴らしくて狂喜&安心しました。自主レーベルではありますが、販売をかつてのカーネーション黄金時代(と言ってもいいでしょうか?)のコロムビアに戻して…というのもファンには嬉しいところであるはず。
本作にはアイ・キャッチ的に派手なハッタリ系の曲はありませんが、“即スタンダード”と言えるような完成度の高いナンバー目白押しで、詞/曲共に長い観賞に耐えられる事を念頭に置いたようなヴィンテージの輝きを持っています。とは言っても落ち着きはらった作品では無く、ニューウェーヴ感覚を持ったまま多彩な音楽蓄積をパッチワークして〜サンプリングでは無く“人力”でモノにして、あくまで独自のセンスを貫いた上でポップでファンキーな地点に着地しているのが流石。だから本物。音は違うが、下記スクービードゥー新譜に近い感覚の本気本物度。
多くの人にも聴き易くてしかも深いという点では〜かつての上記『Girlfriend Army』的かも。そういう意味でも本作は、オリジナル・ラヴ/ピチカート・ファイヴ/岡村靖幸/コーネリアス/小沢健二とかから…スピッツ(かつてメンバーがプロデュース)/ミスチル/スガシカオ/山崎まさよし等のファン層も気に入る要素の高い〜ポップなアルバムじゃないかな、という感じ。
唯一本作にクレームを付けるとしたら〜それは発売日のみ。ファン層かぶる〜同士ザ・コレクターズと同メーカーで同発売日7/26だもんな。とりあえずどっちか先に、という人も多かったと思います (僕は頑張って両方発売日買い)。けど、どっちも買いの力作でしたよ!
そして、以前ファンで最近カーネーション買ってなかった人への最大のオススメ点は、直枝政広氏の声と詞とギターがこんなにも活きたアルバムはかつてなかったという点。ヴォーカルの艶/詞の芳醇さ+Sexyさ/ギターの気合いぶり…とにかく聴いてみてください。正直、ホントに失礼ながら〜“ギターこんなに巧かったっけ?”とか思ってしまいました。洋楽派(特に名盤探検隊派あたり)にもマジでおすすめですよ、この音は!ファンキー・ロック!
カーネーションもThe Collectorsも、僕は実はコアなファンでは無く、以前軽く聴きながらも〜どちらかと言うと再評価組。結構そういう人も多いと思う。そしてみんな決まって思うのが…『もっと早くちゃんと聴いてればよかった』という事。そう思うだけのものがこの2バンドには確かにありました。今も現役バリバリ邦楽ではこの2バンドがその“秘宝度”は最高峰かも。
そしてこの2組の最大の強力さは〜残された作品も凄いが今も凄いという事!新作は勿論、最近のライヴ両方凄いですよ、以前より!下手な売れ筋バンドなんてもう聴いてられなくなる音。
この『WILD FANTASY』も、右記The Collectors『ロック教室』も、ここから聴き始めて何も問題ナシの力作。そして〜ここから遡り驚愕出来るという密かな愉しみもある (これが嬉しい泥沼)。昔からのファンだけの愉しみにするには絶対勿体ないですよ。新リスナーだから/客観だから見えてくる良さもあるしね。独自の視点であっていいんだから。
カーネーションもザ・コレクタ-ズと並びここに時々書いていこうと思いました。 そう思わせるだけの事はある新作『WILD FANTASY』、マジ名盤です。
■ [カーネーションHOMEPAGE] ★ [WILD FANTASY全曲試聴+デモ曲試聴] ★ [WILD FANTASY何と読売新聞記事に] ★ [リード・トラック「オフィーリア」PVノーカット] ★ [HMV:WILD FANTASY特集+インタビュー]
〜次回は8/10インストアイベントのレポと新譜曲プチ解説の予定〜
*見てソンはなかったな 〜 と思ったら … (こちら投票♪)
★最近の注目株★
■ [今週末はSUMMER SONIC サマソニ]
8/12(土)・13(日) 東京/大阪"SUMMER SONIC" "サマソニ"
世間的なウリはどうでもいいが、
行くならTHE FLAMING LIPSとLITTLE BARRIEを是非!!
8/12東京&13大阪=●METALLICAメタリカ●DAFT PUNKダフト・パンク●THE FLAMING LIPSザ・フレーミング・リップス●KEANEキーン●くるり●CHARLATANSシャーラタンズ●m-flo●DANIEL POWTERダニエル・パウター
●THE CARDIGANSザ・カーディガンズ●EL PRES!DENTEエル・プレジデンテ●PUFFY AMIYUMIパフィー●ZEBRAHEAD●土屋アンナ●SCRITTI POLITTIスクリッティ・ポリティ●DOPING PANDA●マキシマム ザ ホルモン●グループ魂(阿部サダヲ/宮藤官九郎)●m-flo 他
千葉のみ=奥田民生●DEPAPEPE●Ink◆少年ナイフ 他
大阪のみ=BOOM BOOM SATELLITES
8/13東京&12大阪=●LINKIN PARKリンキン・パーク●MUSE●MASSIVE ATTACKマッシヴ・アタック●ARCTIC MONKEYS●ELLEGARDEN●DJ SHADOW●LITTLE BARRIEリトル・バーリー●ANDREW W.K.アンドリュー・W.K.●BUCK-TICK●PE'Z●ACIDMAN●SPARTA LOCALS●Chara◆BUCK-TICK◆BOOM BOOM SATELLITES◆ 他
千葉のみ=YOUR SONG IS GOOD●BEAT CRUSADERS 他 |