「カーニバルがやってくる」
♪
ひとつのものに憧れて 髪をのばし 髪を逆立てたのは誰だい?
皆んな忘れたのかい?
全てのものにハラを立て ツバをはきかけ 横目で見ていたのは誰だい?
もう憶えていないかい?
都合の悪いことなんか みんな忘れてしまうのが
からっぽの世界のルールかい? それならそれで構わない
過ぎていく時間の中で カーニバルを待つ 少年のように
僕はときめいていたい
♪「カーニバルがやってくる」 ザ・コレクターズ THE COLLECTORS
The Who の初来日を前に…、僕の頭の中で鳴り続けてたのが、この曲。
素晴らしい〜。マジで。曲調もブリティッシュ・ビート全開!
ザ・フー、ポール・ウェラーと来たら〜
…日本代表は、ザ・コレクターズしかないでしょ!?
というコトで、昔作ったテープを引っ張り出してまたハマってました♪
正直〜個人的には、メジャー化した「世界を止めて」からの“ラヴ”な作風よりも、
やや“カルト”な初期が好みだったので、ここ数年のはあまり聴いていませんでした。
で〜最近のはどうなのかなぁ〜と思って web 検索したら…
ありました〜'02年11月新譜『GLITTER TUNE』。→試聴できました→
…おぉ、なんかスゴイ良いではないですか!?
「世界を止めて」的メジャー調じゃなくモッズ的!
ジャケも音もガッツあり!
「Mr,Gentle」なんて The Who のジョン追悼作だっ!グッと来ちゃう。
だけど曲調は ピート作「Disguises」的だっ!! …それも良い良い(笑)。
その『GLITTER TUNE』のサイトに…
デビュー15周年とあって、ちょっと驚きました。(今年の段階では17年になります)
僕は最初からのファンじゃないし超マニアという程でもなかったんですけど、
冷静に考えて…
17年前のも今の曲も〜本心から良いと思えるミュージシャンって、そんな居るでしょうか?
昔好きだったアーティストの多くが…悲しいかな作品クオリティを落としていった中、
コレクターズは…“本物”でした。
断言できる。それが何より嬉しい♪
…改めて思うけど、
そうだよなぁ〜“本物”でなきゃ、
「ザ・バラッド・オブ・ロンサム・ジョージ」なんて名曲、…絶対作れないよね。
というワケで〜ここ数年のも聴いたらMy好みになっててくれて感激したので〜
当 blog で The Collectors も特集しちゃいたくなりました♪
ザ・フー来日の後にハマるとしたら〜ザ・コレクターズで、正解。
洋楽Rock何百何千枚も聴いて来た人が聴く邦楽なら〜ザ・コレクターズでマチガイ無い。
最近の再発CDでは aiko,スピッツが賛辞の言葉を寄せ、
トリビュート盤には〜くるり,Hi-STANDARD 等が溺愛ぶりを披露してるのも判ります。
フリッパーズ・ギターの2人や Mr.Children なんかもコレクターズ聴いてたに違いない。
そうそう、交流の深かった Pizzicato Five のファンにも是非聴いてみて欲しいですね。
ザ・フーに憧れたバンドは多かったと思うけど、
スタイルや曲調のみではなく、
表現者としての「こころざし」を受け継いだ数少ないバンド。
それが、ザ・コレクターズ。
だから、僕は彼等を信用出来る。
「カーニバルがやってくる」
今の僕のカーニバルは、ザ・コレクターズ♪
「ひとつのものに憧れて 髪をのばし 髪を逆立てたのは誰だい?」
皆んな忘れたのかい?
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