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◆ BOX ボックス (ぼっくす)
日本のPOPS/ニュー・ミュージック系の人脈で語られる事の多い杉真理・松尾清憲両氏による-
“伝説のロック・バンド”。
その魅力は〜ビートルズ、ELO 等ブリティッシュ・ビートへのマニアぶりを〜
各ソロ作品以上にストレートに表現しているところで、
残された2作品 『BOX POPS』('88)/『JOURNEY TO YOUR HEART』('90) は〜
音楽業界/ロック・ミュージシャンの評価も非常に高い(聴けば頷けるはず)。
「BOX」の存在は〜正直“知る人ぞ知る”といったところかも知れないが(プロモーション不足?)、
それぞれソロとして活躍していた杉・松尾-両氏が〜あえてビートル・フリークぶりを全開に
Rockバンドを作った冒険心、そして出来た作品の完成度は…大絶賛に値するものだ。
例えるなら… “XTCにおいての THE DUKES OF STRATOSPHEAR(レア変名バンド) 的”、
または〜“トッド・ラングレンによる『DEFACE THE MUSIC』(UTOPIA) 的”、
もしくは〜モンティ・パイソン系“THE RUTLES的”、とも言えるところ。
他メンバーは〜、
Bass小室和之(ex:難波弘之&センス・オブ・ワンダー/現在は小室和幸との表記)、
Guiter田上正和(引退されたそうです。ただし、BOX関連で時々復活されてます)。
(Drumsは… YMO 系で知られる名エンジニア飯尾芳文による〜“超絶リアル”サンプリング。)
特にファースト『BOX POPS』は、楽曲の質/演奏共に〜日本のRockの最高峰に挙げたい。
ビートルズへの愛情が炸裂した結果、
もはやビートルズの“ライバル”と言ってもいいレベルに達してしまった、と言えるかも。
洋楽マニアの目から見てもこれは本当に凄い“奇跡の名盤”である。
▼追記:「その後のBOX」
2001年12月LIVEのみで再結成、2002年5月ジョージ・ハリスンのトリビュート盤参加、
2004年11月松尾清憲LIVEにて杉真理・小室和幸とBOXナンバー披露等がある。
3rdアルバム制作が切望されるところ。
ちなみに、
1st+2ndの2in1『BOX POPS/JOURNEY TO YOUR HEART』が2002年[リマスターCD化←試聴1曲有] されている。
なお、杉真理・松尾清憲 両氏は“BOX”の後に〜
“ピカデリー・サーカスPiccadilly Circus”の一員としても活動を供にしている(1999/2003)。
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