ザ・コレクターズ新譜発売記念特集/4…音 楽つながり(前編)




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ザ・コレクターズThe Collectors 約2年ぶりの待望の新譜〜
『夜明けと未来と未来のカタチ』が、まもなく…1/26に発売されます☆
(ジャケット;リリー・フランキー
 /コロムビアミュージックエンタテインメント/COCP-50829)
 [Amazon ASIN:B0006OR1MA] [HMV]



今回の記念特集をちょっとやってみようと思ったきっかけとして〜、
キャリアの長いバンドの場合〜割とよくある事だと思うのですが、
『興味あるんだけどどこから入ればいいの?』とか、
『好きなミュージシャンの話でよく出て来るんだけど…どれから聴いたらいいの?』
とかいう声が挙がる問題もよくあるかと思うのですが〜、
この特集では、オススメの作品セレクトと、
彼らにまつわる〜[音 楽つながり] という視点でやってみます。


 * * *
ザ・コレクターズと邦楽つながり
  〜まだ、ちゃんとコレクターズを聴いた事のない方々に〜


彼等を語る時、
THE WHOキンクスビートルズポール・ウェラーなどの洋楽が挙げられる事が多いですが、
今回は、彼らとの[音 楽つながり]としてよく名の挙がる〜
邦楽ミュージシャンを中心に〜ざっとチェックしてみたいと思います。


まずaikoスピッツ
ことあるごとに「ザ・コレクターズ」の名が挙げられていましたが、
昨年〜紙ジャケット版にて再発されたザ・コレクターズの一連の旧作アルバムのCDタスキ部に〜
aikoスピッツが絶賛コメント文を寄せているので、アーティスト自ら影響を認めています。えらい。




aikoは、コレクターズ中期のアルバム『UFO CLAV』('93)と『candyman』('94)辺りの影響が顕著。
この時代は「世界を止めて」がシングル・ヒットしコレクターズが人気上昇した頃。
僕の言う処によると〜“ラヴの時代”ですね(笑)。
以前はマニアックだったコレクターズが、ラブ・ソングにあえて正面から取り組んだ時代です。


CDのコメントにて彼女は〜『UFO CLAV』収録の「Manday」へのハマリ具合を挙げていましたが、
その曲に限らずメロディやアイデアのコレクターズからの影響はかなり大きいと思います。
彼女の魅力のひとつである〜ジャクソン・ファイブ趣味も、コレクターズ経由だった事が判ります。
コレクターズの曲を女のコが唄えば〜aikoになるかも?




スピッツは〜とにかく初期のコレクターズに多大な影響を受けているようです。
多分、スピッツの楽曲研究みたいな文がもしあったら〜、
彼等の“グループ・サウンズ(通称GS)趣味”に関して触れていないと可笑しいと思える程、
スピッツの音楽には懐かしい響きがあります。


きっと彼等にとって、'80年代中期〜後期にかけての“ネオGSブーム”においての中心格であった
コレクターズは〜憧れの存在と言っていいものだったのでしょう。
その影響は、特に『虹色サーカス団』('88)あたりに顕著で〜、
スピッツの『空の飛び方』『ハチミツ』の頃の雰囲気に直結かも。




また、スピッツの共同プロデュースもやってた棚谷祐一氏のいたカーネーションや、
The Pillows辺りも〜、コレクターズの影響や同胞の匂いを互いに受けていたであろうと思います。




以降[ザ・コレクターズ音 楽つながり(後編)]に続く〜。


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