◆ここ数年の山下達郎と桑田佳祐(サザンオールスターズ)



山下達郎の新曲やここ数年の関連作品に触れるたび感じるんですが、
大滝詠一の記事でも思ったんですけど、山下達郎も今や完全に守りに入ったんですね。
残念です。
ポップスでは無く、日本の今の市場の為の作品という匂いが更に濃厚に。
カップリングは80年代アイズレー・ブラザース物だろうけど…Isleysマニア的には出来は、う〜ん…。


山下達郎の曲に僕が以前から感じている事は〜、
作りたくて作った作品と〜何らかのサービスや媚びのある作品の違いが相当に現れる気がする事。


達郎さんが売れた秘訣は…そこらの上手さだったんでしょうけれども、
個人的にはシュガー・ベイヴやトライアングルは好きでも、「踊ろよフィッシュ」とかはダメ。
“笑える”という理由で聴いている人もいますからね、アレとか「高気圧ガール」とか。
特に最近は“作りたくて作った作品”率が激減している気がします。タイアップの為の新曲ばかり。
達郎さんがフェイヴァリッツに挙げるモノの多くには〜個人的には相当にかぶるものがあるので、
もっとその辺りの〜、
想いが溢れる作品創りを…個人的には今の内に残しておいて欲しいです。
“ご隠居的”になる前に。


今や〜かえってサザンの桑田さんの方がポップス研究熱心ぶりが作品に現れていて面白いくらい。
2003年のマキシ・シングル「涙の海で抱かれたい」の4曲は、特にその辺りが顕著でした。
中でも〜「恋人は南風」は“GS meets バリー・マン”という趣きでしたよ。驚きました。
“その道”の方は、チェックしてソンはありません。




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