◆様々な印象。『コレクターズって、どんなバンド？』

“ザ・コレクターズ”と聴いて人々が受ける印象というのは、実は様々。

僕なんかは…「ブリティッシュ・ロック・フリーク！」と即座に思い浮かべるのですが、

ここ10年くらいで〜様々な人に聴いた印象は、本当に“人それぞれ”でした。

キャリアのある彼らですのでそれも当然なのですが、

ひとつの印象だけで捉えては勿体ない様々な側面のあるバンドなのです。



代表的なイメージと連想するミュージシャンを下記にアバウトにまとめてみました。

あなたのイメージはどれですか？そしてそのイメージひとつで決めつけていませんか？



1.ネオ・モッズ　　　…ザ・フー/ザ・ジャム/スペンサー・デイヴィス・グループ/マンフレッド・マン

2.大英帝国的曲創り　…ビートルズ/キンクス/ゾンビーズ/エルヴィス・コステロ/松尾清憲

3.ネオＧＳ(1st)　　　…ザ・ストライクス/ファントムギフト/デキシード・ザ・エモンズ/ゆらゆら帝国

4.カルトなポップ・サイケ(2nd-4th)　…XTC/ピンク・フロイド(シド・バレット時代)/トラフィック

5.渋谷系ロック(5thあたり)　…オリジナル・ラヴ/ピチカート・ファイヴ/フリッパーズ・ギター

6.メロディアス邦楽ロック(「世界を止めて」)　…スピッツ/くるり/ミスチル/イエモン/ウルフルズ

7.ポップ・パンク的ハード・ギター(『HERE TODAY』)　…ピロウズ/ハイロウズ/YO-KING/サンボマスター

8.新作の“大人のロック感”　…ポール・ウェラー/ジョン・レノン/奥田民生/山崎まさよし





最近、The Collectorsとつながりのある様々な邦楽ミュージシャンの作品を色々聴いて

みて思ったんですが、その印象は…正直「似た曲ばっかりかも？」というの多かったです。

それらミュージシャンのファンに「コレクターズも聴いてみたら？」と言いたいのです。



僕は今までコレクターズに関して〜正直、特には“多彩”と感じていませんでしたが、

その印象は…話を邦楽シーンにおいた場合は〜“誤り”だったと認めざるおえません。

これは、僕が洋楽中心に聴いて来た事も影響しているのかも知れませんが、多くの邦楽

ミュージシャンは…ある意味すごい狭い範疇でのワンパターンな気がしたのです。



そのワンパターンの最大の要因は、きっと〜それぞれの“ルーツ”と“作曲能力”。

それぞれのファンが邦楽しか聴かないのは構いませんが、アーティスト自体がルーツと

して洋楽聴かないのは〜相当狭い音楽世界になります。オリジナリティも育たないはず。

例えば…、大塚愛の曲はどれもaikoのパクリに聞こえるでしょ？　そういう事です。

ある意味…売れると向上心が失せ〜“安全パイ”みたいな曲でファンに迎合してる気も。

そんな狭い範疇の焼き直しばかりでは、最初の曲よりいい曲は生まれ難いでしょう。



試しに、The Collectorsの2005年の新作の数曲のサワリ試聴してみて下さい。CDはもっと良いです。



♪グレート アメリカ　(Windows Media Player) (real player)

♪愛してると言うより気にってる　(Windows Media Player) (real player)

♪ハッピー＆ラッキー　(Windows Media Player) (real player)

♪恋のけむり　(Windows Media Player) (real player)

♪冬の観覧車　(Windows Media Player) (real player)

♪未来のカタチ　(Windows Media Player) (real player)

♪恋することのすべて　(Windows Media Player) (real player)

　from 『夜明けと未来と未来のカタチ』/The Collectors

全曲試聴 http://d.hatena.ne.jp/fabzweb/20050210#p2　 /　[♪試聴祭♪]

新作には他にも様々なタイプの作品が収められていますし、他のアルバムも多彩です。





人々がどんな作品に触れて“イイ”と思うかは、

それぞれが今まで〜どんなものを蓄積して来たかによって異なります。

狭い世界観だけでしか計っていなかった人が…それ以外のものに触れると〜、

大抵とんちんかんな答しか望めません。キャパシティの狭さを露呈してしまいます。

これは音楽に限らず、様々な事柄にあてはまる事でしょう。



ザ・コレクターズは、洋楽フリークの僕にとって〜最も評価に値する邦楽バンド。

楽曲レベルの高さはもちろん、様々な音楽的ひろがりのきっかけに成り得るからです。

他にも優れたバンドはありましたが…現役で優れた作品を出し続けてるのは彼らだけ。

そんな彼らが新作『夜明けと未来と未来のカタチ』のような名盤を出してくれたから〜

ここまで特集してみているのです。こんなこと、なかなか有り得ません。



“いつかコレクターズちゃんと聴こうと思っている”という人がいらっしゃいましたら、

それは間違いなく〜“今”が最適の機会です。

新作やLIVEの好調ぶりは、彼らが“何度目かのピーク”を再び迎えている明かしです。





もし聴ける状況なら〜絶対聴いておいた方がいいですよ、あとで後悔するより。

彼らの作品を…初めてちゃんと聴いた人の多くは〜

「なんで今まで聴いてみなかったんだろう？」と後悔する事が多いです。

そういう僕も、実は最初はそうでした。

今では、邦楽史に残る“はっぴいえんど”より〜曲がイイ事も認めます。



この機会に、是非聴いてみてください。“機会”や“きっかけ”って、結構大事です。

新作や、このサイト特集でオススメしている作品に是非ふれてみて下さい。

このサイトに来た方なら〜きっとどれかお好みのアルバムに出会える事、確実です。

『買ってツマンナかったら売ればいいじゃん！』

『聴き込んでハマったら一生モノになるじゃん！』

…という感じです。



この機会を、お見逃しなく！！





〜[特集/ザ・コレクターズ]〜

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　*なるほどね〜と、思ったら…　(こちら投票♪)

新作評:A予想編/B直後編/C-bbs編/D架空レココレ/E架空女のコ誌/F架空Mマガジン/G架空観念編　 ●洋楽つながりA/B●邦楽つながりA/B●トリビュート●再発紙ジャケLong Seller●My50選　/他 ■[コレクターズ全記事まとめて見る] ■[コレクターズ全記事見出しを見る] ■New[ALBUMガイド]

[詳細][特集]	★ザ・コレクタ-ズ初の全キャリアベスト盤　★8/24発売　★レーベル超え79分18曲！お得な2500円！ ◆『Greatest Tracks』/The Collectors◆各時代の代表曲「僕はコレクター」「世界を止めて」「Tough」〜 「Punk Of Hearts」まで聴けるのはコレだけ！MUST BUY決定版！ビートだけじゃないメロディ-+歌詞の魅力も♪ ◆間違いなく10年後も聴ける名曲満載ベスト♪ ┃→同時発売BEAT炸裂MODS COVER新譜『Biff Bang Pow』→	[詳細][特集]
ベスト試聴→	♪今日の1曲 TOUGH (→Windows MP)/ザ・コレクタ-ズ HP [特集コチラ] [♪試聴祭♪]	▲サイトTop