●『Niagara Moon』は洋楽フリークへの“ひとつの入口”
大滝詠一さんの『Niagara Moon 30th Anniversary Edition』(asin:B0007NFTP6)
がオリコン・アルバムチャート49位に入ったそうです。3度目くらいの
再発かな?と以前書きましたが、他のSiteでは6度目とありましたよ、本当?
とにかく多分〜今回のが過去最高チャートじゃないかと思います。
「レコード・コレクターズ」誌でもあれだけ特集してたからね。とにかくおめでとうございます。
このアルバムのバンド・サウンドの素晴らしさは以前にも触れましたが、ほぼ全編にわたって
参加しているBassの細野晴臣氏を中心に、鈴木茂/山下達郎/シュガーベイブ/伊藤銀次/上原裕
といった〜当時の“はっぴいえんど一派”の音の充実ぶりが記録された1枚という側面も相当
に大きいでしょう。ノベルティ(コミカル)系の作品には違いないですが、楽しいだけでなく、
実は〜サウンド的には日本の音楽史に残る充実さだと思います。ロンバケしか知らない人が聴
いたら〜あまりの違いに驚くかも知れないけど僕はコレやファーストの『大滝詠一』派。
特に本作はニューオリンズR&Bの影響大でリズムが楽しい!きっといい経験になるアルバム。
「HAND CLAPPING RHUMBA」など、ロック系の人やバンドやってる人は是非ご一聴を♪
最近トリビュート盤の出たボ・ガンボスや〜ウルフルズなんか好きな人にもいいでしょうね。
そしてサイダーの画期的なCM曲入り!特に「'74」はロンバケよりイノヴェイティヴだよ〜!
これはある意味、洋楽フリークへの“ひとつの入口”となるような〜きらめき溢れる一枚。
ドライでファンキーでファニーなエヴァーグリーン。
30年前の作品なのに、新鮮。はじめてこれ聴く人は〜音楽の世界…きっと拡がりますよ。
(次回に続く)([大滝関連まとめて見るには〜記事上部の[大滝 詠一]をクリック☆)
*なるほどね〜と、思ったら… (こちら投票♪)
♪今月の1曲 #恋のけむり(Windows Media Player)(real player)/ザ・コレクターズ [特集はコチラ] ▲サイトTop