●ロボットでした




〜前回の続き〜 (前回http://d.hatena.ne.jp/fabzweb/20050518


ゆらゆら帝国de浮遊中


ゆらゆら帝国ソニー移籍初新譜『Sweet Spot』(asin:B00092QTFY)。
このアルバムの印象は、前回記事で書いたように…
『ある意味…MIDI離れて“和風レトロ・ロック”演出しないでよくなったような。』
といった感じ。
MIDIというレーベルはサニーデイサービスで当てたところであり、
ゆらゆら帝国がデビュー出来たのもMIDIだったからという気もする。
ソニー移籍だと「確かデキシード・ザ・エモンズ居たゾ…かぶんないか?」と思ったけど、
結果…まったくかぶんない。そんなアルバム。
これはみなさん自分の耳で聴いてもらうしかないな〜。あえて言ってみれば…
今までの彼らが実は“めらめら帝国”で、
ここにきて遂に“ゆらゆら帝国”になったような。そんな浮遊感。
ある意味、“怪獣ゴッコ”的要素は激減り。あるけどウケ狙いではない。


以前までの記事で書いてきた事はMIDI時代に関してなので、
ここでの彼らを描写するとしたら必ずしも当てはまらないかも…というほどの印象。
だって、ある種、“音響系”要素あるよ。え?今?なんで?という気も。
しかしよくある(よくあった)“音響系”とは違うんでご安心を。


みんなが思う彼らのイメージは、僕も含め正直やっぱ〜
ゆらゆら帝国で考え中」「ラメのパンタロン」辺りじゃないかと思うんだけど、
そこから今日までの振幅…実はそれなりにありますからね。
『しびれ』『めまい』、『なましびれ・なまめまい』、そして『Sweet Spot』。
ブチ切れの『なましびれ・なまめまい』に対し、『Sweet Spot』は“ゆらゆら”。
しかし〜『しびれ』『めまい』より深化している。と言うより…深く潜っている。


どうなるのかな〜今後。
けど実は「ゆらゆら帝国で考え中」「ラメのパンタロン」タイプの曲そんな多くないんで、
もう少しそのへん聴きたいような気がするんですけど…
そんな考え、お気楽すぎてダメかな?
“怪獣ゴッコ”しつつも〜実は“本格ロック”という方向性は、好きだったんだけど。
僕はゆらゆら帝国が〜好きではあるんだけど…ファンとは言い難い。
そんなスタンス…なかなか縮まらないのかなぁ?音の感じは好きなタイプなんだけど。


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