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fabzweb2005-07-03



■『魁!!クロマティ高校』、その芸術性を語ろうか?


あらかじめ言っておきますけど、この文にオチはありません(笑)。


予想以上に皆さん実は愛してますね、クロ高
ココの [先日の記事] で多くのアクセス頂きましたが、また別のNews元を見て想うところありました。
http://www.asahi.com/national/update/0629/TKY200506290265.html


 今夏公開予定の映画「魁(さきがけ)!!クロマティ高校THE☆MOVIE」について、元プロ野球巨人のウォーレン・クロマティさん(51)が29日、「氏名を無断で使われ、パブリシティー権(著名人がネームバリューの経済的価値を独占的に使う権利)を侵害された」として、公開差し止めの仮処分を東京地裁に申し立てた。
申立書でクロマティさんは「名前を使う許諾を与えたことはない」としたうえで、「クロマティ高校の生徒たちは授業にほとんど出席せず、他校の生徒との抗争に明け暮れるなど素行の悪い学生として描かれている」と指摘。「そのような作品に名前が使われていることに極めて強い憤りを感じた」としている。



ふ〜む。
思ったんだけど、クロマティさんに聴いてみたいポイントは…
「“クロマティ”という言葉を、日本の特許登録してましたか?そしてその申請業種は?」
「“クロマティ”という固有名詞は、この訴えているクロマティさん1人だけのものですか?」
「このクロマティさんは、自分のネームバリューがこの映画を支えているとお考えなのですか?」


そして内容まともに見ないままの訴えだった点が容易に伺えます。


やっぱこれ、ギャグなんじゃないか?(笑)




映画版はどんな出来か判りませんが、
以前にも書きましたが〜僕の中で『魁!!クロマティ高校』というマンガは、
現代の漫画としては松本大洋の『ナンバーファイブ(吾) 』と並ぶマスターピースだと思います。


いや、ここは笑うところではない。けっこうマジで。
バカマンガとしてのナンセンスを極めつつも〜
その“オチ”に落下するまでの問答は…実は只者でない洞察力の上にあったりします。
とても「少年マガジン」の小学生読者には判らないであろう深い視点もしばしば。
この発言…もし「えっ?」と思う人がいたら〜単行本読み返してみて下さい。
きっとあなたは、読み飛ばしか…表面しか見られていなかったと思いますよ。あぶねぇ。


そんなクロ高を訴えているこのクロマティさんは、どうやら本気かも知れませんが、
けっこう短絡的で恥ずかしい事と〜人々に記憶されるハメになるかも知れません。
なんだろう…“論点”が果てしなくズレたままの訴えが、
どうしても〜“もはやギャグ”の域なのですけど…。


アメリカで『サムライ・ベアーズ』という野球チームを率いておられるクロマティ氏ですが、
(米国初の日本人選手のみの野球球団…http://www.samuraibears.com/nihon/
“青少年の育成”に尽くされておられるそうですが、
はっきり言って彼の側の“今後の日本相手のプロモーション”という観点では…
ジャイアンツ在籍時の数々の乱闘の過去もあるようなので〜説得力に欠けるのです、我々には。
次のステップか何かへの足掛かりにでもする思惑なのでしょうか…
小規模映画制作会社相手の訴えというのが〜不可解なオチのないギャグに映りかねません。
やっぱこれ、ギャグなんじゃないか?(笑)


高度なナンセンスを成立させるには…
実は高度なセンスが必要とされるもの。ここで分析特集しようかと危うく思うくらい。
グルーチョ・マルクス直結系の〜このクロ高ワールドの道は奥深いのです。


逆に…、マスクド竹ノ内による入門が待たれます…


サムライ・ベアーズ道』。




あ、私を訴えないでね、これは言論の自由です(笑)。


P.S./ [先日の記事] のNews元ココ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/wadai/news/20050630k0000m040060000c.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050629-00000034-san-soci


                       *なるほどね〜と、思ったら… (こちら投票♪)


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