■あのマイク・マイヤーズだよ、Yeah,Baby,Yeah。



来年のニュー・アルバムに合わせザ・フー映画2本!ドキュメントとキース・ムーン物語!

http://www.barks.jp/news/?id=1000012242&m=oversea
http://www.flix.co.jp/v2/news/N0007189.shtml;jsessionid=8D28AD80DFCAF173AEAE06CDA84E5DDB
まず、ニュー・アルバムが出るというのに合わせ映画作るというのが〜それだけで凄い。しかも2本。
日本では想像出来ない人も多いと思いますが、ザ・フーというバンドの英米での評価は絶大だからね。
日本がおかしいだけだったのです。だけど、昨年の初来日で〜目を覚ました人も多かったようですね。



まず1本目はドキュメント。タイトルは『My Generation: Who's Still Who』
完璧なタイトルだな。これは今年春に制作発表されたものだと思うんだけど、
当初制作チーム側が“過去のスキャンダル等含む”といった内容を発表していたのを受け、
ピート・タウンゼントが〜「ザ・フーのメンバーとは、関係ない映画」というコメントを
発表したようなスタンスだったものが、今見たら…ロジャー・ダルトリーが制作に名を連ね
ているので〜配給側の歩み寄りがあった模様。
これはあの〜ロック史に残るバケモノ映画『The Kids Are Alright』の続編的なものかもね。


そしてもう1本は…遂に来たキース・ムーン物語!こちらもロジャーが制作に名を連ねているようで、
ザ・フーいちの問題児、今は亡き天才ドラマーのキース・ムーンにスポットを当てたもの。
シド・ヴィシャスとかの映画があるならキース・ムーンはあって当然。シド・ヴィシャスは幼児用。
だってキースは、パンクな人格というだけでなく〜ミュージシャンとしても超一流だったのですからね。



そして、キース・ムーン役は…何と…
あのオースティン・パワーズ』のマイク・マイヤーズに決定したようだよ!
個人的には文句なしだっ!彼はとにかく『オースティン・パワーズ』で判るように〜
60年代英国大大大好きだし、非常に音楽至高の人。既に『オースティン・パワーズ
デラックス』で「My Generation」を使っている程のビート・フリーク。
バート・バカラックエルヴィス・コステロをスクリーンに引っ張り出したりも含め…
バカなようでマジ才人。実はオースティン・パワーズ』大好きなんですよ、オレ。
特に第一弾はDr.イーヴルの“悪の美学”にマジ泣いた。バカ映画だけど実は深く、愛に溢れた奥行きが嬉しかった。
彼ならキース・ムーンの黄金時代の狂気の沙汰も〜末期の悲哀も…表現してくれるんじゃないかと期待したいです。



ところで他のメンバー役は誰なんだろ?ロジャー役ユアン・マクレガーとかどうかなぁ?
ピートやジョンは? ジミヘンやエリック・クラプトン役は? と、役者推測中。
あ、『さらば青春の光』にも出たスティングもチョイ役再登場とかはどう?
監督は…テリー・ギリアムあたりどうかなぁ〜?
彼なら妄想シーンとかで…映画版『TOMMY』を超えられるはず。
もしくは…監督/ガイ・リッチーとかでリズム感あるのもいい。
監督/ピーター・ウィアーで魅せるのもいいなぁ〜。
タイトルは…『FLY ME TO THE MOON』または『TWO SIDES OF THE MOON』とかはどうかな?



とにかく、2本ともスゲー楽しみです!そしてもちろん、ニュー・アルバムも楽しみ!
この一連の新作の流れはもしかしたら…僕が経験出来なかった70年代後半の…
『The Kids Are Alright』〜『さらば青春の光』〜ザ・フー復活!、という〜
“あの伝説の流れ”に近い事になるのかも知れない!マジヤバですね〜チビりそうです。
ところでこの2つ、サントラ当然THE WHOだよね?だったら2本目の方は誰かのカヴァー版含とかもアリかも。


P.S./
・近く〜先日発刊された本『ロック・ジェット/トミー特集』感想を予定(但し、手放し絶賛では無いです)。
・下記コレクタ-ズ記事にもTHE WHOネタちらり。
 http://d.hatena.ne.jp/fabzweb/20051007#p4
・Pete Townshendの日本語表記は微妙。ピート・タウンゼントピート・タウンゼンド、ピート・タウンジェント等。


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