:blog introduction
“Can you see the real WHO, writer !? writer !!”
今年(2004年)の春から夏にかけ、
ザ・フーの初来日を前に、「予習」や「復習」の意味を兼ね、
彼等の作品を…
『狂ったように聴きあさった』 方々も多いのではないでしょうか?
かく言う僕もそんな一人でして〜、
結果的に…来日が終わってもザ・フーの音楽ばかりに触れる毎日が続き、
大ファンと言えども、
『過去ここまでThe WHOに漬かった年はナイ!』 〜という年となりました。
まるで聴き始めのビギナーのようにアルバムを次々かけて、
ボーナス・トラック目当てに再発CDを聴きまくって新発見を楽しみ、
ザ・フーを慕い続けて来た日々が…
間違いじゃなかった事の喜びを噛みしめる毎日でした。
そしてあの初来日公演…、今でも昂揚が甦ります。
* *
さて、
そのライヴ感想やザ・フーに関する想いを挙げればきりがありませんが、
それはまた別の機会に譲る事として、ここでは、
彼等の作品自体にスポットを当てる事を中心に展開して行こうかと思ってます。
今年はこの日本において、
かつてないほどザ・フーに関する様々な記事や本が出されましたが、
彼等の音楽自体の功績を捉えたものは非常に少なかったのが残念です。
『ザ・フーの日本での過小非評価の最大の原因は…音楽評論家がバカばかりだから。』
…というのが僕の長年の持論なのですが(笑)、
=音楽的 IQ の高さ= と =破壊的な演奏力= という相反する魅力を持つザ・フーは、
=観念= や =伝説= や =悲劇= といったゴシップでしか音楽と接っせない日本の音楽評論家達には、きっと最も手強い部類のバンドなんだろうな、と思いますから。
事実、長年キースの奇行と死ばかり取り上げていましたから。音楽の中身にも触れず。
rockin' onやミュージック・ライフが、音楽を「音楽的分析」した事ありますか?
ミュージック・マガジンやRecord Collectorsなんて実際バイト同然の人が書いてるし。
あの来日公演を見て、
そんな人達の記事より、
〜自分の心の耳で聴いた方が何十倍もリアルだな〜と感じた人も多いのでは?
キースの死がザ・フーの象徴なんかでは無いのです。
=観念= や =伝説= や =悲劇= が…ロックのカタルシスでは無いのです。
ザ・フーの音楽は、音楽自体がカタルシスなのですから。
そんなわけで、ここはひとつ〜、
失敗覚悟で The Who の作品の魅力を紐解く blog に出来ればと思っています。
ザ・フーに関しては、どうしてもマジになってしまうのです。
彼等は僕の、いちばんのヒーローですから。
*なるほどね〜 と、思ったら… こちら投票♪
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